松竹は11月21日、ADK松竹スクエアで「歌舞伎座新開場カウントダウン時計点灯式」を開催した。出席者はセイコーホールディングス名誉会長服部禮次郎、セイコーホールディングス専務取締役 株式会社和光代表取締役社長村上斉、日本俳優協会会長坂田藤十郎丈、松竹代表取締役会長大谷信義、松竹代表取締役社長迫本淳一の各氏。
11月21日は、第1期歌舞伎座が開場した記念の日で、明治22(1889)年以来、歌舞伎座は来年で125年目を迎える。そのような記念の日に点灯式が開催され、閉場の日にゼロとなった同じ時計が装いも新たに新開場へ向けて時を再び刻み始めた。今回もカウントダウン時計はセイコーホールディングスより贈呈された。
また、11月26日より東劇ビルの看板の上に同時計を設置、工事が進み次第新歌舞伎座に設置する。
なお、新歌舞伎座は2013年4月2日に開場する。
▽大谷会長の話「歌舞伎座が閉館するときもセイコーホールディングス様のご贈呈で劇場の前に時計を設置しました。取り壊される前のカウントダウンで、お別れの感じがしましたが、今回は新歌舞伎座がオープンするという期待がこもった時計です。工事も着々と進んでおり、私たちも身が引き締まる思いです。大勢の人に喜んで頂くためにも準備万端で臨みたいと思っています。」