米ウォルト・ディズニー・カンパニーは10月30日、ジョージ・ルーカス監督の映画製作会社ルーカスフィルムを40億5、000万ドル(約3、220億円)で買収すると発表した。これにより、ルーカスフィルムで過去6作製作された世界的大ヒットシリーズ「スター・ウォーズ」は今後ウォルト・ディズニー・カンパニーにより製作されることになり、「スター・ウォーズ7」の製作と2015年公開予定であることも合わせて発表された。ちなみに、同シリーズは第9作まで製作を行う予定だという。
ウォルト・ディズニー・カンパニーは2006年に「ファインデング・ニモ」、「カーズ」、「トイ・ストーリー」など世界的大ヒットCGアニメーションの製作会社としてお馴染みのピクサー・アニメーション・スタジオを完全子会社化、傘下に入れたのに続き、今回ルーカスフィルムを傘下にいれることにより、アメリカ・メジャー映画会社の中でもトップクラスの存在になることは間違いなさそうだ。
ウォルト・ディズニー・カンパニーは映画は勿論のこと、世界各地にディズニーランドやディズニーワールドなどテーマパークの経営でも知られ多くのディズニーキャラクターが人気を集めているが、今回、ルーカスフィルムを傘下に入れることになったことにより、「スター・ウォーズ」シリーズに登場する数々の人気キャラクターがディズニーランドなどに登場することになりそうだ。