株式会社IMAGICA(本社・東京都品川区、藤川幸廣社長)は、株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン(本社・東京都千代田区、代表ロベルト・トリンドル氏)が提供するDDN×STREAMScalerファイルシステムを拡張し、さらにDDN GRIDScalerファイルシステムを新規導入してトータル400TB超の高性能ストレージシステムを構築した。
IMAGICAは、2011年12月にフィルムスキャナー「SCAN?TY」を新設した際、4Kなど大容量の映像データを高パフォーマンスで処理する性能に優れたDDN×STREAMScalerファイルシステムを導入した。
このたび増設したストレージシステムは、Fibre Channelや?nfiniBandによる高速ネットワークで東京映像センター内の編集室8室とデータカラコレルーム3室、スキャナー1台、新設したデータアセットルーム1室に接続している。それぞれの部屋や機材からストレージを介して大容量の映像データを高速に受け渡すことができるため、複数の部屋での共同作業の急な変更などにもストレスなく柔軟に対応できる。また、DDN×STREAMScalerファイルシステムとダイレクトに接続しているデータカラコレルームやスキャナーでは、高速処理によって2Kサイズの映像データをリアルタイムで読み込むことを可能とするなど、作業効率を向上させてきた。これにより、監督やカメラマン、エディター、カラリストがよりクリエイティブな作業に集中できるよう環境を整えた。