台風17号が日本列島を縦断、京阪神も30日(日)は激しい風雨に見舞われた。さらに、休み明けの10月1日(月)が「映画の日」にあたり、1、000円で見られるということもあって金曜を含めて週末は映画館に行くのを控えた人も多かったようだ。
28日(金)には「ボーン・レガシー」(東宝東和)がスタートした。マット・デイモンがジェイソン・ボーンを演じたシリーズはこれまでに3作が公開されてヒット。今回はその流れをくむものの主演はジェレミー・レイナーに変わっている作品。原作になった小説や映画シリーズのファンである30代から50代の男性が中心。3日間で大阪ステーション1、120人、148万円、T梅田2、140人、283万円、Tなんば1、640人、215万円、M京都1、130人、180万円、ミント神戸1、260人、160万円。
同じ日には「ハンガー・ゲーム」(角川)も封切られた。若者たちがゲームで殺し合うというサスペンススリラーで、観客層も若者のカップルが中心。3日間で大阪ステーション780人、108万円、T梅田1、250人、175万円、Tなんば1、000人、138万円、T二条690人、万円、ミント神戸780人、101万円。
29日(土)には2本のアニメ映画が公開。「モンスター・ホテル」(ソニー)はドラキュラなどおなじみの怖いキャラクターが登場するCGアニメ。2日間で大阪ステーション350人、49万円、なんばパークス400人、61万円、M京都280人、37万円。一方、「アシュラ」(東映)はジョージ秋山が原作の日本のアニメで梅田ブルク240人、35万円だった。