松竹は木下恵介監督生誕100周年記念映画として「はじまりのみち」を「クレヨンしんちゃん」シリーズなどでおなじみのアニメの監督の原恵一で実写版として撮ることを決めた。戦中、木下青年が、脳溢血で倒れた母を疎開させるためにリヤカアーに乗せて山越えをしたエピソードを軸に、血気盛んな映画青年として軍部に睨まれ、松竹を一時離れるきっかけとなった「陸軍」の製作時のエピソードを回想形式で盛り込みながら1本の映画にするという。年内にクランクイン、2013年公開の予定。