東宝の上半期(1〜6月)興行収入累計は251億6、062万4、960円となり前年比82・1%となり下回ったものの夏休み番組として公開中の「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」、「ポケットモンスター 幻影の覇者ソロアーク」、「借りぐらしのアリエッティ」の3番組が揃って好調な入りを見せており、3作品で250億円の興行収入が期待できることから年間興行収の記録更新の可能性もでてきた。
同社の秋番組を見ると9月18日(土)から3Dで公開する「THE LAST MESSAGE 海猿」は前作が興行収入71億円をあげており、今回は3D公開となるためかなりの好成績が期待される他、正月番組として12月1日(水)から公開するSMAPの木村拓哉主演「SPACE
BATTLESHIPヤマト」はこれまで製作された戦艦大和の実写版作品が「連合艦隊」、「男たちの大和YAMATO」など、映画化された作品の大半がヒットしていることもあり、東宝では「三丁目の夕日」のヒットメーカー、山崎貴監督作品だけにスペースものというジャンルの異なる作品ではあるが期待が持てるとしている。
(全文は2010/7/23発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)