「第25回東京国際映画祭」のコンペティション部門出品作品が次の通り発表された。
2012年の応募作品数は、北米・中南米16国から313作品、欧州(NIS諸国含む)36国から513作品、中東14国から132作品、アフリカ6国から13作品、アジア17国から340作品、大洋州2国から21作品の合計91国から1、332作品の応募があり、その中から15作品が選出された。また、本年度応募総数は東京国際映画祭の最高記録で、昨年度の応募総数975本に対して136・6%増となった。コンペティション出品作品は次の通り。
▽「アクセッション―増殖」(南アフリカ、監督マイケル・J・リックス)
▽「天と地の間のどこか」(トルコ=ドイツ、監督イエシム・ウスタオウル)
▽「ティモール島アタンブア39℃」(インドネシア、監督リリ・リザ)
▽「黒い四角」(日本、監督奥原浩志)
▽「風水」(中国、監督ワン・ジン)
▽「フラッシュバックメモリーズ3D」(日本、監督松江哲明)
▽「ハンナ・アーレント」(ドイツ、監督マルガレーテ・フォン・トロッタ)
▽「シージャック」(デンマーク、監督トビアス・リンホルム)
▽「未熟な犯罪者」(韓国、監督カン・イグァン)
▽「ニーナ」(イタリア、監督エリザ・フクサス)
▽「NO」(チリ=アメリカ、監督パブロ・ラライン)▽「もうひとりの息子」(フランス、監督ロレーヌ・レヴィ)
▽「テセウスの船」(インド、監督アーナンド・ガーンディー)
▽「メイジ―の知ったこと」(アメリカ、監督スコット・マクギー、デヴィッド・シーゲル)
▽「イエロー」(アメリカ、監督ニック・カサヴェテス)。
なお、コンペティション国際審査委員長はロジャー・コーマン氏(アメリカ、映画監督/プロデューサー)、国際審査委員はリュック・ローグ氏(イギリス)、滝田洋二郎氏(日本)、エマニエーレ・クリアレーゼ氏(イタリア)。