映連は20日(木)正午から映連会議室で9月定例理事会を開催、次の諸事項の報告、確認を行った。
一、日本の映画産業及びテレビ放送産業の経済効果に関する調査(JIMCA)の件=三菱総研の調査によると、11兆円程度の経済効果があることが明らかになったことを報告、確認。
一、映画盗撮防止関係報告の件=無断写真撮影の件が2、3報告されただけで、特に大きな問題がなかったことを報告、確認。
一、映画製作への支援についての件=10月2日独立行政法人日本芸術文化振興会による支援説明会が開かれることを報告、確認。
一、国際共同製作支援についての件=「101次求婚」(フジテレビ、中国)、「旅する少女の物語(魔女の宅急便)」実写版(株式会社ステューディオスリー、中国)、「劇場版ドラゴンボール(仮題)」アニメ版(東映、アメリカ)、「ゲノムハザード」実写版(株式会社ハピネット、韓国)の4作品に対して各5、000万円の支援が決まったことを報告、確認。
一、JASRACとの協議報告の件=JASRACと全興連の間で10月1日に話し合いが行われることを報告、確認。
一、第38回城戸賞応募状況の件=218編の応募があり、現時点で10編ほどにしぼり、最終選考を行っていることを報告、確認。
一、第85回米国アカデミー賞最優秀外国語映画賞部門作品選考の件=「かぞくのくに」(監督ヤン・ヨンヒ、申請会社・株式会社スターサンズ)に決定したことを報告、確認。
一、後援名義使用願いの件=「第67回毎日映画コンクール」「神戸100年映画祭」「平成24年度アジアにおける日本映画特集上映事業」「第25回東京国際映画祭・MPAセミナー」(映画産業とTV放送産業の経済貢献)「第19回大阪ヨーロッパ映画祭」「“原宿シネマ”ד男はつらいよ”特別協力企画」いずれも了承。
一、次回定例理事会開催日=10月18日(木)正午から映連会議室で開催。