夏休み映画興行の最大の注目作品といってもいい、スタジオジブリ製作のアニメ作品「借りぐらしのアリエッティ」(監督米林宏昌)が東宝の配給により、7月17日(土)から全国447スクリーンで公開されたが19日(祝/月)を含めた3連休で動員103万8、138人、興行収入13億4、979万8、700円をあげる大ヒットとなった。ちなみに2008年7月19日公開の「崖の上のポニョ」(興収155億円)対比で動員比82・9%、興収比85・6%となっている。この比率からいけば興行収入100億円突破は確実だが、もし100億円を突破すればスタジオジブリ作品では宮崎駿監督作品以外で初の100億円突破作品となる。
この他、新番組としては7月17日(土)から松竹配給「ジュアリー・サムデイ」(監督小栗旬)が丸の内ピカデリー他186スクリーンで公開され、3日間で動員5万7、267人、興行収入7、695万8、250円をあげた。
(全文は2010/7/21発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)