「映画の日」(9月1日(土))と「シルバーウィーク」の3連休(9月15日(土)から17日(祝)に挟まれた週末。映画マーケットは全国的に見て前週の半分ほどに縮小した。
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7日からは「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」(東宝)がスタート。製作に関わったフジテレビ(京阪神は関西テレビ)では、いろいろな番組に主演の織田裕二ら主要キャストが出演、映画枠では特別バージョンを放送するなど大々的なPR作戦を展開。ただ、テレビシリーズを放送していたのは1997年のためリアルタイムで見ていたのは、いま20代後半以降の人たち。それを物語るように観客層は20代から50代までで男女比は半々。前作「踊る大捜査線3」に動員数、興収ともやや届かなかった。3日間で大阪ステーション4、640人、663万円、T梅田9、280人、1、353万円、Tなんば7、310人、1、030万円、T二条4、220人、580万円、ミント神戸3、540人、484万円。
同じ日には「デンジャラス・ラン」(東宝東和)も封切られた。主演はアカデミー主演男優賞に2度輝いているデンゼル・ワシントンということで、代からシニアまでの洋画ファンが中心で夫婦やカップルが多かった。3日間で大阪ステーション1、110人、147万円、T梅田1、630人、197万円、Tなんば1、700人、221万円、M京都810人、103万円、ミント神戸880人、112万円。
(全文は2012/09/12発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)