黒澤明生誕100年記念画コンテ展「映画に捧ぐ」(主催・ホリプロ、角川書店、共催・東京都写真美術館、協力・黒澤プロダクション、角川映画、東宝、松竹、ワーナー・ホーム・ビデオ、「海を見ていた製作委員会、龍谷大学、レストラン黒澤グループ、後援・文化庁、日本映画製作者連盟、ユニジャパン、企画・所蔵・ホリプロ)が9月4日(土)から10月11日(祝/月)まで東京都写真美術館地下1階展示室(目黒区三田・恵比寿ガーデンプレイス内)で開催される。
黒澤明監督(1910〜1998)は、18才で二科展入選を果たしたほどの画才の持ち主であり、「影武者」の製作が予算面で暗礁に乗り上げた際、映画に代わる手段として描きあげたのが「画コンテ」だった。以後、黒澤監督にとって画コンテは、映画製作に欠かせない重要な創作過程の一つとなり、生涯2、000点以上の作品を遺した。
(全文は2010/7/19発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)