東京国際映画祭併催のマルチ・コンテンツマーケット「TIFFCOM2012」(主催・経済産業省、公益財団法人ユニジャパン)は、日本国内からの出展者を対象に、総額2、000万円の「映像コンテンツ・ローカライズ素材製作支援」を実施する。
これは、日本の映像コンテンツの輸出促進を目的として、経済産業省(METI)からの委託事業としてユニジャパンが実施する、国内コンテンツマーケットでの日本初の試みとなる。
支援内容は、TIFFCOM2012で成約された映像コンテンツが、海外で公開される際に必要となる素材製作経費を対象にした「成約後支援」と、TIFFCOMに出品される映像コンテンツのプレゼンテーション素材製作費を対象にした「成約前支援」の各段階における経費の一部支援を実施する。
具体的には、映画・テレビ放送用素材の外国語字幕や吹き替え版などの製作費が対象となる。成約前支援の申込み締切りは、2012年9月28日(金)、成約後支援は2013年2月28日(木)。なお、支援対象コンテンツの選定及び支援額は、ユニジャパンが委託する選考委員会により決定する。
(全文は2012/07/27発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)