映連は19日(木)正午から映連会議室で7月定例理事会を開催、次の諸事項の報告、確認を行った。
一、著作権法の一部を改正する法律についての件=5項目の著作権法の一部改正が今国会を通過したためその内容を報告、確認。
一、上映使用料問題対策委員会についての件=JASRACから全興連に対しJASRACとしては音楽を使用している現場からの使用料徴収を原則としているため、使用料を払ってほしいとの申し入れがあったが、映画の場合製作の段階で音楽使用料をはらっているため全興連側は納得がいかないとして話し合いがつかず映画界全体の問題として対策委員会を設置、JASRACと交渉にあたっていくことを報告、確認。
一、デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会「答申」の件=総務省が審議会を設けてデジタル放送のダビング問題等について検討を重ねてきたが、7月5日に開催した会合をもって一応閉会とし、新たな審議会を設けることになったことを報告、確認。
一、後援名義使用願いの件=一般社団法人日本映画テレビ技術協会が創立65周年記念事業として「MPTE AWRDS 2012」を開催するに当たり映連に対し後援名義使用願いがありこれを了承。
(全文は2012/07/20発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)