東宝株式会社の5月興行収入は85億0、832万6、960円(前年比130・5%)となり、5月としての歴代新記録を樹立した。この結果、同社の1〜5月累計興行収入は323億0、001万7、976円(前年比126・2%)となった。
東宝の5月上映作品は「宇宙兄弟」(5日〜31日)、「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス」(1日〜31日)、「ドラえもん のび太と奇跡の島〜アニマルアドベンチャー〜」(1日〜中旬)、「ガール」(26日〜31日)、「テルマエ・ロマエ」(1日〜31日)、「僕等がいた 後篇」(1日〜31日)、「名探偵コナン 11人目のストライカー」(1日〜31日)、「SPEC〜天〜」(1日〜31日)、「僕等がいた 前篇」(1日〜31日)、「ライアーゲームー再生ー」(1日〜中旬)だった。
5月上映作品はいずれも順調な入りを見せたが、中でも特筆すべきは「テルマエ・ロマエ」の大ヒットだ。同作品の6月10日(日)現在の成績は動員391万4、621人、興行収入49億6、290万7、050円となっており、近日中に今年公開された邦洋全作品の中で初めて興行収入50億円突破作品となることが確実となり、5月興行においても同作品が5月の歴代記録更新に大きく貢献したことは間違いない。
(全文は2012/6/13発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)