大型連休が終わって、いつもの生活に戻ったこの週末は、にぎわいも収まって「小休止」といったところ。全国的にみると、既に公開されている作品は前週比50%から60%ダウンとなった。
そんななか、予想以上に健闘したのが12日(土)からスタートした「貞子3D」(角川)。1998年に公開された「リング」はテレビ画面から女性がはい出してくるショッキングな描写が話題になってヒット、アメリカ映画でもリメイクされたジャパニーズ・ホラーの原点。今回は、文字通り劇中人物が"飛び出す"3D方式だけで作られた新作。ターゲットを若い層にして高校生はメガネ別で1、000円という低料金も功を奏した。2日間で大阪ステーション1、390人、237万円、梅田ブルク1、220人、202万円、Tなんば1、720人、291万円、T二条1、150人、182万円、ミント神戸1、470人、232万円。
(全文は2012/5/16発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)