新宿バルト9、横浜ブルグ13をはじめ、全国でシネマコンプレックスを運営する株式会社ティ・ジョイ(岡田裕介社長)では、全国15サイトの劇場にドルビーサラウンド7・1chを導入、7月10日(土)公開の「トイ・ストーリー3」から使用を開始した。
ディズニー/ピクサー社とドルビー社の協力により、「トイ・ストーリー3」3D上映に合わせて導入、従来一般的だった5・1chよりも細かな音響表現を可能にし、その結果、作品の視覚的インパクトに見合う、あらゆる表現に対応したオーディオが実現した。この新しい音響フォーマットの導入により、3D映画のリアリティと興奮度は、映画館でしか味わえないエンターテイメント性をさらに高い次元に引き上げた。
ドルビーサラウンド7・1chは、映画館のサラウンド音響に新たな音声チャンネルを追加するもの。デジタルシネマのみに対応したフォーマットで、サラウンドチャンネルが独立4チャンネル(LS、BSL、BSR、RS)になったもの。爆発の衝撃を感じたり、足音に耳をそばだてたり、これまでにない多様なサウンドが映画から聞こえてくる。
(全文は2010/7/12発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)