ソニー・ピクチャーズは5月9日(水)午前11時から港区虎ノ門の同社本社試写室で2012〜2013年ラインナップ発表を行ったが、席上、来日中のエグゼクティブバイスプレジデント・スティーヴン・バジル・ジョーンズ氏と映画部門日本代表・佐野哲章氏はそれぞれ次のように語った。
スティーヴン・バジル・ジョーンズ氏「ソニーは日本の企業であり、他のメジャー各社より日本人がどのような映画を好むか知っています。幸い2012年〜2013年は日本で過去にヒットしているシリーズも揃いましたし、いい成績をあげてくれるのではないかと期待しています。」
佐野哲章氏「昨年は東日本大震災の影響もあり、映画界全体で20%ほどダウンしました。残念ながらソニー・ピクチャーズとしては映画界に貢献することができませんでした。今年はおかげさまで作品も揃いましたし、昨年できなかった分を貢献したいと思っています。世界最速公開となる「アメイジング・スパイダーマン3D」はまだソニー・ピクチャーズが達成していない興行収入100億円を目標に頑張ります。夏休の洋画のトップを切って6月30日から公開(全米は7月3日から)する同作品がヒットすれば夏の洋画興行全体にいい影響を与えるはずであり、何とか夏休洋画興行の牽引車的役割がはたせればと思っています。
(全文は2012/5/11発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)