ワーナー・ブラザース映画は7月23日(金)から丸の内ピカデリー1他で全国公開する「インセプション」(監督クリストファー・ノーラン、出演レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙)で劇場宣伝戦略として原点回帰の徹底した映画館での予告編見せ込みを実施している。
この夏、映画界は「線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」(東宝、公開中)、「トイ・ストーリー3」(ディズニー、7月10日から公開)、「借りぐらしのアリエッテイ」(東宝、7月17日から公開)等の大ヒットが予想される作品が相次いで公開されており、各劇場ともにぎわいを見せていることから7月23から公開の「インセプション」は大ヒットが予想される作品が出揃う劇場で予告編上映による宣伝を行うのが最も効果的との判断から予告編戦略を打ち出したもの。
なお、7月17日〜18日には渡辺謙による大阪・名古屋キャンペーン、7月20日〜21日には、レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、クリストファー・ノーラン監督来日キャンペーンも決まっており最後の追い込みをかける。
(全文は2010/7/7発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)