経営不振からシネコンの閉館も出てきている中にあって新規出店も続々と決定している。シネコン運営会社の中にあって新規出店に最も積極的なのがTOHOシネマズ(株)で4月26日(木)に福岡市北部のイオンモール福津内に「TOHOシネマズ福津」(10スクリーン、1、909席)をオープンする。また、2014年3月には東京・中央区日本橋に「TOHOシネマズ日本橋(仮称)」(9スクリーン、約1、800席)を、さらに、2015年には東京・新宿区歌舞伎町の旧コマ劇場の跡地に建設中のビル内に「TOHOシネマズ新宿(仮称)」(12スクリーン、約2、500席)をオープンの予定だ。新宿地区には「新宿ピカデリー」(10スクリーン)、「新宿バルト9」(9スクリーン)の2つのシネコンがあり、共に好業績をあげているが、さらに歌舞伎町に新たなシネコンができることに不安視する声もあるが、TOHOシネマズ(株)では「十分に行ける」と強気だ。
(全文は2012/3/26発行の「連合通信放送速報」に掲載)