3月11日(日)は忘れようとしても忘れられない日。1年前のこの日に起こった東日本大震災で東北地方の映画館では建物が損壊したのをはじめ、「公開にふさわしくない」という作品の上映が延期されるなど映画界にも大きな影響を及ぼし、いまもそれが尾を引いている。この週末は震災を一層思い起こすことになり、新作映画も数少なかった。(全文は2012/3/14発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)