週末には「雅の世界」と「痛快アクション」という好みがハッキリ分かれる新作が相次いで公開された。
雅の世界とは10日(土)から始まった「源氏物語 千年の謎」(東宝)のこと。これまで、その時代のイケメンが光源氏を演じてきた名作を、今回は生田斗真の主演で映画化。10代、20代の女性が中心というのは当然のことだが、古典に興味を持つ年配も足を運び、予想していたよりも幅広い客層を動員。平日にも期待できる興行になった。2日間でT梅田2、930人、398万円、Tなんば2、370人、320万円、T二条1、560人、198万円、OSミント1、190人、156万円。
(全文は2011/12/14発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)