11月3日(祝・木)の文化の日から「飛び石連休」だったこの週末、前週からの「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」(ギャガ)、「ステキな金縛り」(東宝)が好調なのも加わって、映画界は昨年よりも大きく数字をあげた。
新作で大きな役割を果たしたのは、5日(土)からスタートした「カイジ2〜人生奪回ゲーム」(東宝)、原作のコミック・ファンをベースに、第1作がヒットしたのを受けて知名度がアップ。さらに、タイミングよく4日(金)には「カイジ〜人生逆転ゲーム」が放送されてさらに勢いがついた。ちなみに、視聴率は関東地区が12・5%だったのに比べて関西地区は16・3%、映画も同様に、関西が関東の110%を動員。2日間でT梅田2、930人、430万円、Tなんば3、270人、483万円、T二条1、980人、275万円、ミント神戸1、710人、242万円、最終的には前作の22・5億円と同じほどの数字を上げたそうだ。
(全文は2011/11/9発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)