NPO法人映像産業振興機構(略称・VIPO)は6月16日、銀座・紙パルプ会館において総会を開催、新理事長に松谷孝征副理事長(一般社団法人日本動画協会名誉理事、株式会社手塚プロダクション代表取締役社長)、副理事長に早河洋理事(株式会社テレビ朝日代表取締役社長)を選任した。なお、VIPO設立以来5年間にわたって理事長をつとめて来た迫本淳一氏(松竹株式会社代表取締役社長)は名誉理事に就任した。
《松谷孝征新理事長の略歴》1944年9月24日横浜生まれ。1967年3月中央大学法学部卒業。漫画雑誌編集者時代(実業之日本社)に手塚治虫の担当編集者を経験後、1973年4月手塚治虫のマネージャーとして、株式会社手塚プロダクションへ入社。1985年4月同社代表取締役社長に就任、現在に至る。カラー版「鉄腕アトム」、「ブラック・ジャック」等数多くのTVシリーズや「火の鳥」、「ジャングル大帝」等、手塚治虫原作の劇場版アニメーション映画プロデューサーを務める。2003年5月現一般法人日本動画協会理事長に就任。2009年5月から同協会名誉理事に就任している。
《早河洋新副理事長の略歴》1944年1月1日山梨県生まれ。1967年3月中央大学法学部政治学科卒業。2005年6月株式会社テレビ朝日代表取締役専務。2007年6月同社代取締役副社長。2009年6月同社代表取締役社長に就任。
松谷孝征新理事長の話 VIPOの理事長という大変な役をやらせていただくことになりました。一生懸命がんばりますのでよろしくお願いいたします。
(全文は2010/6/18発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)