松竹(株)は7月15日、平成24年2月期第1四半期(平成23年3月〜5月)の連結決算を発表した。それによると、当期の売上高は171億2、800万円(前年同期比27・3%減)で営業利益△5億3、100万円、経常利益△9億5、900万円、四半期純利益△28億6、200万円、1株あたり四半期純利益△20円83銭をそれぞれ計上した。当期のセグメントの業績は映像関連事業が売上高105億3、500万円(前年同期比12・9%減)でセグメント利益は1億1、700万円(前年同期は営業損失1億7、000万円)、演劇事業が売上高38億5、600万円(前年同期比44
・7%減)でセグメント損失は9億1、600万円(前年同期は営業利益8億5、700万円)、不動産事業が売上高16億2、700万円(前年同期比44・2%減)でセグメント利益は8億9、900万円(同54・7%減)、その他が売上高11億0、800万円(前年同期比29・3%減)でセグメント利益は5、800万円(同77・9%減)となった。連結財政状態は総資産が1、734億7、800万円、純資産が641億5、500億円、自己資本比率は37・0%、1株当たり純資産は467円43銭となった。配当の状況は年間配当金3円(期末)。平成24年2月期の連結業績予想は売上高809億円(前期比10・4%減)、営業利益2億2、000万円(同93・5%減)、経常利益△17億3、000万円、当期純利益△24億6、000万円、1株当たり当期純利益△17円90銭を見込んでいる。
(全文は2011/07/18発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)