東宝グループ「宝之会」理事会及び総会が6月21日(火)午後5時30分から千代田区丸の内の東京會舘において、グループ35社の役員の他総勢約250名が出席して開催されたが、席上、貢献のあった会社及び個人が次の通り表彰された。
《優良会社表彰》▽TOHOシネマズ(株)。
《努力会社表彰》▽(株)東宝エンタープライズ▽萬活土地起業(株)。
《個人表彰》▽東宝(株)仁平知世氏(映画「悪人」のプロデューサーとして、人気小説の映像化権獲得に成功し、計り知れない情熱と粘り強さで企画立案や脚本作り、キャスティング等に尽力した。撮影現場においても、厳しい制作状況をパワフルに牽引し、作品の受賞に結びつけた。また、個人として「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2011ヒットメーカー部門」を受賞するなど、東宝の映像制作者の活路を広く世間に示した功績を讃えて。)▽東宝(株)川村元気氏(映画「告白」「悪人」のプロデューサーとして、原作の映像化に果敢に挑み、脚本作り、キャスティング、音楽選定などに粘り強く取組み、両作品を完成に導いた。宣伝面においても、創造的なプロモーション活動を積極的に展開し、興行面での大成功と国内外の映画各賞の受賞に結びつけた。また、個人として、平成二十二年度「藤本賞」を受賞するなど、東宝の自社製作能力を広く示した功績を讃えて。)▽(株)東京楽天地グループ高瀬祐一氏(文化催事「マザー・テレサ愛の世界展」の企画制作者として、世界的に有名な平和の伝道師である、マザー・テレサ氏の、日本で初めての百貨店催事を成功させた。歴史的な人物の生誕百周年を記念したタイムリーな企画によって、会社の売上げに大きく貢献すると同時に、ご来場のお客様や各界知識層の方々から、その文化的な催事のクオリティを高く評価されたことは、グループの企業価値向上に大きく寄与したものであり、その功績を讃えて。)
(全文は2011/06/24発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)