映連は16日(木)正午から映連会議室で6月定例理事会を開催、次の諸事項を報告、確認したが、冒頭臨時総会に切り替え高井英幸理事(前東宝(株)代表取締役社長)の辞任と島谷能成氏(現・東宝(株)代表取締役社長)の新理事就任を承認した。
一、金融商品取引法の一部を改正する内閣府令についての件=製作委員会方式の映画製作についてはおおむね問題がないことが確認されたことを報告。
一、JASRACとインタラクティブ配信音楽使用料の協議の件=協議が大詰めにきており、近く交渉がまとまる見通しであることを報告、確認。
一、文化庁・法制問題委員会への著作権法第30条についての意見の件=私的使用の複製がデジタル時代となり、法的問題が生じてきているため意見を出してほしいとの要請があり、映画界としての意見をまとめていることを報告、確認。
(全文は2011/06/17発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)