熟年の男性を主人公にした新番組2本が11日から公開。映画館に年齢層の高い男性客の姿がいつもより目立つ週末になった。
まずは、ダウンタウンの松本人志が監督をつとめた「さや侍」(松竹)。松本監督の前2作「大日本人」「しんぼる」とは趣が違う時代劇、しかも松本が出演していないだけにどれだけ動員できるか注目を集めたが、30代から40代の男性客を中心に好スタート。大阪ステーション2、150人、333万円、なんばパークス1、990人、286万円、M京都1、470人、200万円、神戸国際830人、120万円。「大日本人」の5億円には及ばないものの、「しんぼる」の5億円を超え、最終的には6億円を見込める。
(全文は2011/06/15発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)