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東日本大震災の民放の被害は約9億4千万円=被災3県のアナログ延長費用は約4億円と試算‐民放連広瀬会長、記者会見で現況など語る
投稿日時: 05/27

 民放連の広瀬道貞会長は26日の記者会見で現況などにつき要旨次のように語った。
一、東日本大震災の民放の損害金額がまとまってきたが、被災3県に加えて青森県、茨城県、栃木県、千葉県でも被害がでている。被害総額は約9億40百万円である。被災3県に限ると約9億19百万円という金額になっている。放送にかかわる部分の中継局、マスターが一番大きいが、現在は復旧して放送に支障がないようになっている。
一、今回の震災で我々が痛感した点は2つ。被災3県のテレビ局12局には各系列から支援部隊が到着し、取材には十分間に合った。一方で、自家発電のための燃料が不足したことがある。今後の反省材料として生かしていきたいと思っている。
一、民放各社の決算の数字が出はじめたが、2010年度は概ね良好であったと思う。しかし、震災で2011年度の4月、5月が大変厳しい状況だ。東北6県のスポットの地区投下は半分程度になっている。

(全文は2011/05/27発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)






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