日本アドバタイザーズ協会（ＪＡＡ）は２６日に東京會舘で第５６回定時総会を開催し、平成２４年度事業報告・収支決算、２５年度事業計画・収支予算案、役員選任の件など諸案を承認した。
２５年度の事業計画は、ＪＡＡ三カ年事業計画とし、１デジタル、ソーシャルの活用促進＝活用事例の研究と共有、広告業務の効率化促進２広告活動の説明力向上＝広告効果測定指標の整備、広告会社、制作会社との広告取引の納得性向上３人材の育成、知見の共有４協会としてリーダーシップの発揮＝広告価値、媒体価値の向上、会員獲得—などとしている。
また、事業推進方針は、１セミナーによる情報共有２委員会による課題解決３会員増による協会基盤の強化―などとしている。
同協会は、昨年１月、公益社団法人への移行を果たし、これを機に本年は「一目でＪＡＡと読める」、「扱いやすさと力強さ、公益社団法人としての品格」、「日本アドバタイザーズ協会らしさ」などの想いを込め、ロゴマークを刷新した。
２５年度の常任理事は次の通り。
▽電波委員長＝�盒況鮖囲彩�の素広告部長▽ＳＰ広告委員長＝久保田和昌サントリービジネスエキスパート執行役員宣伝・デザイン本部副本部長兼宣伝部長▽雑誌委員長＝石川浩之資生堂事業企画部コミュニケーション戦略室長▽消費者委員長＝吉田勝彦第一三共ヘルスケア常務取締役執行役員経営企画部長▽法務・著作権委員長＝末澤光一東芝広告部部長▽新聞委員長＝上川内利博パナソニックブランドコミュニケーション本部宣伝・スポンサーシップグループアドメディアセンター所長。
フジテレビの２月の営業現況はスポットが87・１％、ネットタイム１００・４％、ローカルタイム90・２％で合計は93・５％で推移している。３月は現在、スポットは85・０％、ネットタイム１０４・７％、ローカルタイム91・２％で合計は92・８％の状況。
編成関連ではプライムでの一桁番組の解消に注力。２月11日週はバラエティは「めちゃ×２〜」15・７％と好調。「ペケポン」13・４％で年度２位の数字。「笑っていいとも」が26日で７７７７回。「３・11」関連では３月９日〜11日に特別企画を編成。ドラマでは「最高の離婚」でエンディング曲に桑田佳祐が出演する特別バージョンを使用する。
報道関連ではＦＮＮとして中堅・若手記者研修を実施する。
スポーツ関連では来シーズンのフィギュア放送が決った。12月にソチ五輪の予選最終として全日本フィギュア、３月に世界選手権をそれぞれさいたまスーパーアリーナで。１月には台湾での４大陸フィギュア。
映画関連は「ストロベリーナイト」が興収18億円超、「ワンピース」67億円超と好調。23日に「遺体」を公開。
メディア推進関連では「サザエさん」45周年プロジェクトを発足。特番、催事を展開する予定。
コンテンツ事業関連では「アイドリング」の19枚目の「さくらサンキュー」を販売。ゲーム"アイドルジャム"がグリーのプラットホームアワードの２０１２年下期の特別賞。
事業関連は「ワンピース」原画展は30万５千人超で終了。
国際関連は24日に相馬市で、ベネズエラ大使館の協力でヴァイオリンコンサート。
総務関連では、"もっとフジテレビ"プロジェクトを立ち上げたが、３月１、４日に本社と湾岸スタジオレストランを無料開放。
テレビ朝日の早河洋社長は２１日の系列２４社社長会で要旨次のように挨拶した。
一、当社は今月から開局５５周年記念期間をスタートさせた。「スペシャル１０ｄａｙｓ」として放送した１０日間は４冠という大変良いスタートだった。１年２か月に及ぶ長丁場だが、強力なコンテンツをラインアップしていくのでご期待いただきたい。
一、１月クールは現在のところ、全日を除く３区分で１位、全日も１位の日本テレビに０・３ポイント差で２位。当面の目標としている年度でのゴールデン、プライムの１位に向けて順調に推移している。
一、ベルト番組では、今月に入って２桁をキープしている「スーパーＪチャンネル」がトップに立っている。それに加えて「モーニングバード！」も民放２位の位置をキープできていて、関東地区では定着してきている。
一、４月編成については、デジタルＶ（ファイブ）ビジョンのゴールである来年度で、さらに良い結果を出せるようスタートを切りたい。
一、新年度は経営計画の最終年度でもあり５５周年記念期間と重なるのでこれまでと同様、視聴率を向上し、営業成績につながるよう努めていきたい。
一、東日本大震災からまもなく丸２年。しかし復興とはほど遠い状況に現地はあり、課題も多く残されている。そういった状況を腰を据えてきめ細かく伝えていくことが、我々報道機関としての役目である。
電通は２１日の取締役会で任期満了に伴う役員人事を内定、６月開催の定時株主総会・取締役会で正式決定する。また、４月１日付で執行役員・局長人事を発令する。
役員人事は新任取締役にティム・アンドレー常務執行役員、�眦腸舵彈更毀魄�、登内昭執行役員、服部一史執行役員、新任監査役に志村薫取締役常務執行役員を内定、�眦菽２村萃�役会長、内海朋基取締役、松田公春常勤監査役は退任し、�眦荵瓩浪馗后�内海氏、松田氏は顧問に就任の予定。
〈執行役員人事〉〈組織略称〉ＡＤ＝アカウントディレクション、ＣＤＣ＝コミュニケーション・デザイン・センター〈職務略称〉ＥＣＤ＝エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター。▽副社長執行役員（専務執行役員）取締役中本�聴譬�専務執行役員（常務執行役員）同加藤譲▽常務執行役員（執行役員）同松島訓弘▽専務執行役員（常務執行役員）ティム・アンドレー▽常務執行役員（執行役員兼ラジオテレビ＆エンタテインメント局長）�眦腸舵廣ΒΓ唯奪廛薀鵐縫鵐斡苗后複達庁奪札鵐拭篠后房更毀魄�山本敏博▽執行役員（経理局専任局長）伊藤誠司▽同（第１１営業局ＥＣＤ）元井康夫▽同（アカウント・マネジメント局長）大久保裕一▽同（第１２営業局長）鈴木美昭▽同（第１０営業局長）望月渡▽執行役員兼ビジネス統括局長（新聞局長）前田圭一▽同兼スポーツ局長（スポーツ局長）中村潔▽退任＝常務執行役員内海朋基、常務執行役員志村薫、執行役員三浦武彦＝顧問に就任予定、執行役員木沢裕一＝顧問に就任予定、執行役員白土謙二＝特命顧問に就任予定、執行役員小宮源太郎＝顧問に就任予定。
〈局長人事〉▽人事局長（ビジネス統括局長）越智信喜▽第１０営業局長（第１０営業局次長兼ＡＤ室長）田知花隆司▽第１２営業局長（第１２営業局次長兼営業部長）小林淳▽ＡＭ局長（ＡＭ局専任局次長兼業務部長）田中洋志▽ＣＤＣセンター長（ＣＤＣＥＣＤ）古川裕也▽ビジネス・クリエーション局長（ビジネス・クリエーション局専任局次長）山本一広▽プロモーション事業局長（同局長）松原靖広▽新聞局長（新聞局専任局長）村井知哉▽ラジオテレビ＆エンタテインメント局長（ＭＣプランニング局長）石川豊▽関西支社関西テレビ局長（人事局長）蛇草真人。
総務省は２２日、放送ネットワークの強靱化策等について検討することを目的とした「放送ネットワークの強靱化に関する検討会」を設置し、２７日に第１回会合を開催する。
東日本大震災において、放送は災害情報の提供をはじめとして国民が安心・安全に生活する上で大きな役割を果たした。
特にラジオは、災害時における有用性が強く認識されたが、同時に、低地・水辺に立地する中波（ＡＭラジオ）送信所の防災対策の必要性が明らかになった。
また、放送がその役割を発揮するためには国民にあまねく届くことが必要であるが、電子機器等の普及や建築構造の変化がＡＭラジオの新たな難聴要因となっており、施設の老朽化や広告市場の縮小等の環境変化も生じている。
こうした状況を踏まえ、今後とも放送が災害情報等を国民に適切に提供できるよう検討会を開催するもの。
主な検討事項は１送信設備の防災対策２難聴対策３災害情報の提供の高度化・迅速化—など。
構成員は次の通り。
▽一力敦彦東北放送代表取締役社長、小川輝範毎日放送取締役、音好宏上智大学文学部教授、勝部修岩手県一関市長、菊地豊静岡県伊豆市長、木村信哉民放連専務理事、久保田啓一ＮＨＫ理事・技師長、鈴木陽一東北大学電気通信研究所教授・情報シナジー機構長、塚田祐之ＮＨＫ専務理事、中森広道日本大学文理学部教授、三木明博民放連ラジオ委員会委員長、山本隆司東京大学大学院法学政治学研究科教授。
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