日本テレビの細川知正社長は25日の一般紙会見で現況などにつき要旨次のように語った。
一、氏家会長の「お別れの会」があり、一区切りついたかなという感じがしている。一方で、全く区切りのついていない東日本大震災が継続している。状況がわかればわかるほど被害が甚大だということがあり、なおかつ福島の問題がある。私どもは報道機関であり、大きな事態が起こればすぐに緊急事態としていかなる形でも放送できるよう対応を整えている。同時に当然のことであるが、通常の娯楽番組を含めた放送を行い、CM広告放送を通して経済の活性化を図るという民放の使命を粛々と果たしていきたいと考えている。
一、「ズームイン!!SUPER」という名番組あったが、商売になる視聴率になるまでおよそ3年かかった。ベルト、特に生活のリズムに合わせたものは少し時間がかかるのが実態だと思う。これからテコ入れや修正をしながらやっていく。できるだけ早く当社の看板になる番組にきちんと育てていきたいと思う。
(全文は2011/04/27発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)