文化放送の三木明博社長は19日の記者会見で現況と今後の対応などにつき要旨次のように語った。
一、今回の東日本大震災で被災された方々にお見舞いを申し上げます。
一、2010年度の決算は震災の影響もあり、細かいところは決まっていないが、見通しとしては放送制作収入は前年比90%台の前半ぐらいになると思う。2月、3月はスポットを中心に回復傾向が顕著になってきて、特に3月は前年比、予算比ともに上回る数字が見えていた。また、4月以降に関しては、震災がなければ前年を上回る数字でスタートできることが確定していた。我々がこれまでやってきた施策、取り組みに間違いがなかったことを確信した。
一、2010年度は、制販一体となって商品力を上げることによってシェアを拡大することを掲げた。2月の聴取率調査では、当社は順調に伸ばして2位に浮上、課題であったリーチも伸ばした。
(全文は2011/04/20発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)