ニッポン放送の宮本幸一専務はじめ幹部は13日の記者会見で、現況と今後の対応について要旨次のように語った。
▽宮本幸一専務=大震災の被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。3月11日の発生から14日午後5時まで62時間にわたりノンストップでCM抜きの特番を放送した。テレビの衝撃映像の中、被災地情報、ライフラインなどしっかりした報道番組を届けるべく全社スタッフで取り組んだ。当社は30年前に東京、神奈川など377校の生徒の「安否情報」を作ったが、150校の情報を初めて本放送し、その使命を果たした。サイマルでインターネット放送、また、リスナーからのメールも紹介、ネット時代のラジオの存在意義や信頼感で繋がっていることを実感した。関連番組は、東北放送、岩手放送、茨城放送、ラジオ福島と連動。福山雅治の24時間SPは41局ネットで放送した。災害時のラジオとして信頼あるあたたかいラジオを実証した。
(全文は2011/04/15発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)