日本テレビの細川知正社長は24日の一般紙会見で現況などにつき要旨次のように語った。
一、2010年年間を総括すると、良い方向に進んでいると思う。当社の目標のトップには立っていないが、今年1年も攻めの姿勢でいきたいと思う。
一、今年は地上デジタル完全移行の年だ。本日はちょうど半年前のイベントもあるが、完全移行に向かって問題をクリアし邁進していく。これがすべての作業の前提となる。
一、営業状況は昨年の11月の記者会見の時と状況そのものは変わっていない。3月まではタイムはそれほど上がらず、スポットは好調だ。タイムに関しては上半期に比べると落ち込みの下降率が小さくなっている。一方、スポットは極めて好調と言えるだろう。1月のスポットは前年比120%を超えているし、2月は少なくとも110%後半にいくと思う。3月は数字が大きいので大きく動くが、昨年はクリアできるだろう。4月以降に関しては、スポットは特別暗い見通しはない。タイムに関しては、正直わからないが、前年比100を超えてくれるとうれしいと思う。
(全文は2011/01/26発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)