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4月改編は順調も目標視聴率に向け努力=4月スポットは地区100%超で5月も-フジ豊田社長、一般紙会見で現況等語る
投稿日時: 05/07

フジテレビの豊田皓社長は4月30日の一般紙会見で現況などにつき要旨次のように語った。

一、4月改編は順調なスタートを切ったが、目標としているゴールデン、プライム14%、全日9%に届いていないので今後も努力していきたい。

一、19時台は、テレビ業界全体の活性化のため、各局が企画を競い合うのは間違っていない。私どもも視聴者に対し、特色ある番組を引き続き提供していきたいと思っている。また、ここに主戦場ができたので、現場には頑張ってもらいたい。

一、3Dはテレビにとっても大変魅力的だと思っている。当社でも各部局で積極的に研究、開発に取り組んでいる。K1で3Dカメラによる収録も行ったが、スポーツなど動くものについては迫力ある映像が得られるようだ。ただ、まだ3D放送のガイドラインができていないので、視聴者保護に十分配慮しなければならない。現時点では地上波ではまだ研究段階ではないかと思う。

一、フリーマントルメディア社とは、関係性を強めて企画の共同開発、共同制作による海外進出をしていきたい。当社はこれまでもコンテンツを命としているが、その出口についてはCS、BS、フジテレビOn Demandなど様々あって良いと思っている。これまでは海外はなかなか難しかったが、今後は私どもが作る日本のソフトがどうやったら海外で受けるのかを勉強して展開していきたい。

一、営業状況は、スポットは少し戻ってきていると肌で感じている。4月のスポットも地区は100%超、5月もその見込み。また、4月スポットでは前年100%超の業種が増えた。タイムはまだ完全に戻っていないが、「わが家の歴史」は完売した。良いものはやはり売れると感じている。レギュラー番組についても良いものを作れば戻ってくると思うが、4月期首を見るとスポンサーはまだまだ慎重だと見ている。

一、映画事業は、「ライアーゲーム ザ・ファイナル・ステージ」もほぼ上映が終わり、興行収入22億円を超えるヒットとなった。若者層に受けて良かった。「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」は4月29日までで観客動員140万8000人、興行収入17億3000万円と良いスタートを切った。4月29日公開の「矢島美容室 THE MOVIE」に続き、5月には「座頭市 THE LAST」も控えている。良いできだということなので、楽しみにしている。今年は「踊る大捜査線 THE MOVIE3」、「THE LAST MESSAGE海猿」、「SP THE MOTION PICTURE」と大作が目白押しとなっている。

一、「コルテオ」は仙台公演が4月21日にスタート、福岡公演までに150万6300人とシルク・ドゥ・ソレイユのシリーズ最高記録を達成した。「ルナ・レガーロ」は昨日公演がスタートしたが、評判も上々で5、6月はチケットもほぼ完売した。「ウォーキング・ウィズ・ダイナソー」は4月17日に追加公演も含めて一般発売し、ほぼ完売となった。

一、フジテレビOn Demandは、3月度も単月黒字となり、1〜3月まで連続で黒字となった。これで2009年度の第4四半期も初の黒字となった。売上げ、利益とも過去最高額を更新した。要因としては、ドラマレジェンド・ワンコイン祭で認知度が上がったこと、レギュラーの配信ものが好調なこと、自社のみならず13社の配信事業者との連携がうまくいき好調、Gyao!の伸びがPC業者の中では好調で出資の効果が出てきていることなどがあげられる。現在はドラマレジェンド・ワンコイン祭第2弾として「古畑任三郎祭」を開催しており、売上げも好調だ。今後も事業収益性の向上を目指していく。また、オンラインゲーム「キミフジ」については2万人を超える会員数を獲得しているが、まだ本格的な運用に至っていない。4月中旬からユーザー・アバターが着用できるアイテムの販売に取り組んでおり、今後の商品戦略の参考にしたい。5月以降にはテレビ番組と連動した複数のコンテンツを段階的にリリースする予定。ゲーム事業もなんとか放送外収入の柱にしたいと思っている。

(全文は2010/5/7発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)






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