TBSテレビ事業局の映像事業部門の2010年度上期推移と下期対応は次の通り。
〈映像事業部門(坂本香事業局担当局次長)〉DVD事業、アニメ事業、映画事業を合わせて上期の実績は好調に推移し、売上げ36億60百万円と予算を上回る成果をあげた。通期は売上げ90億円を見込んでいる。
〈映像事業部(熊谷信也映像事業部長)〉DVD事業は、ドラマでは「特上!カバチ!!」がセルBOXが1万2000セット、「ヤマトナデシコ七変化」が1万4500セット、「タンブリング」が7700セットなど堅調にヒットが出ている。また、深夜のバラエティー「ホリさまぁ〜ず」は昨年度から引き続きDVDが発売されセルで各巻9000以上と根強い人気。4月から9月に地上波ゴールデンで放送した「アイリス」も順次ソフトが発売され、リクープポイントがほぼ見えて利益の回収に入った。下期は新たに人気番組「エグザイルハウス」や「ウンナンの気分は上々」などの商品化も予定している。連続ドラマとしては初めて「スペック」についてDVDとブルーレイを同時発売とした。また、「木更津キャッツアイ」、「タイガー&ドラゴン」、「マンハッタンラブストーリー」などの旧作もブルーレイでの発売が決定している。
(全文は2010/11/24発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)