TBSラジオの加藤嘉一社長はじめ幹部は17日の記者会見で、現況と今後の対応について要旨次のように語った。
▽加藤嘉一社長=10月の首都圏個人聴取率調査の結果が発表され、6月、8月の調査と変わらず1・5%を獲得、これで2001年8月以来56期連続のトップとなった。ご支持いただいたリスナーに心からの感謝を申し上げる。各番組の出演者、番組制作者の努力の賜物であり、感謝を申し上げる。一方でセッツインユースは、前回8月の調査から0・1ポイントアップして6・9%という結果となった。下げ止まったものの、決して満足できる数字ではない、リスナーの拡大という課題に対して、一層の危機感を持って取り組む必要があると思っている。
日本シリーズが終了し10月編成の足並みが揃った。好調な番組、開発途上の番組など様々だが、リスナーとの信頼関係をしっかり構築できるよう、企画内容の充実に成果を上げるよう期待している。また放送事故はもちろん、不体裁な放送運行を極力無くすよう、現場スタッフには気を引き締めて番組制作にあたってもらいたい。
営業は10月も健闘し、前年比100%超えを達成した。クライアント、広告会社の皆様のご支援に心から感謝したい。また営業スタッフの努力も心強く思っており、この勢いを年末年始セールスに繋げてもらいたい。
(全文は2010/11/19発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)