朝日放送は15日に地上デジタル放送におけるデータ放送への接触機会向上と新規広告ツールの開発を目的とした新たなデータ放送サービス「dポチか」を開始した。
これは、新規の広告ツールとして「dポチか」内に広告スペースを設け、掲載希望企業に1日単位で販売するもの。
広告掲載基本料金(大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・和歌山)は、1エリアにつき5万円(税別)で、全エリア10万円。いずれもデータ放送1日+WEB最長7日間掲載。
地上波放送局がデータ放送2階層目以降で恒常的に広告展開を行うのは全国的には4例目となるが、データ放送での広告視聴時間に制限を設けないという日本初の対応を行うことで、2010年11月現在、データ放送での広告露出時間は同社が最も長くなるとしている。
同時にデータ放送への接触機会向上を図るため、独自にお買い得情報・グルメや旅情報・くらしのお役だち情報などを展開。同社が展開するテレビ番組やラジオ番組からのプレゼント、番組内で取り上げた情報や今話題の「共同購入型クーポン」も「KAUPON(キラメックス)」と協力して「dポチか」内で展開する。
(全文は2010/11/17発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)