ニッポン放送の村山創太郎社長はじめ幹部は10日の記者会見で、現況と今後の対応について要旨次のように語った。
▽村山創太郎社長=中間決算は放送収入のタイム、スポットが予算比で90%、タイムは一般枠が回復せずに苦労した。ナイター関連は健闘した。ラジオナイターは大きなコンテンツであり大事なソフトだということに変わりはない。明るい材料。放送外収入は課金コンテンツ、デジタル収入、「ドルチェ」、ホームページ、リビングなどが伸びた。また、経費を見直し、営業利益は前年並みを確保した。下期はナイターオフ枠中心に、一般枠も含めて新規銘柄も入り、60枠増えている。定着させていくことが大事だ。スポットは大きく仕掛けが必要で、知恵を出してやっていくことが問われている。付加価値をいかにつけるか、やり方を変えていかないといけない、新しい企画、発想を含め転換が必要だ。
(全文は2010/11/12発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)