民放連は5日、ウェスティンナゴヤキャッスルで「第58回民間放送全国大会(名古屋)」を盛大に開催した。
参加者数は、来賓、招待者を含め900名。大会式典では、荒木高伸民放大会委員長が開式のことばを述べ、広瀬道貞会長が挨拶、続いて菅直人内閣総理大臣(平岡秀夫総務副大臣が代読)、片山善博総務大臣(小笠原倫明総務審議官が代読)、神田真秋愛知県知事、福地茂雄NHK会長が祝辞を述べ、大会宣言を採択した。
広瀬会長の挨拶要旨、大会宣言は次の通り。
一、最初に、残すところ8ヵ月になった地上波テレビの完全デジタル化とアナログ停波について、その準備状況を報告する。結論を言えば、あまねく全国にデジタル波を届ける送信側の工事と、受信側の環境整備と、双方きわめて順調に進んでいる。経済的な理由から受信機の買い替えを控えている家庭についても、政府・与党及び野党の間で、国の支援を強化し、なによりもこの支援を活用しやすくする方向で論議が進んでいる。この使いやすさが重要なポイントになりそうだ。
(全文は2010/11/08発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)