フジテレビの豊田皓社長は10月29日の一般紙会見で現況などにつき要旨次のように語った。
一、10月クールの視聴率は、第4週を終えた段階で、ゴールデン・プライム・全日ともに日本テレビと激しい争いを展開している。7年連続年間3冠王に向けて気を引き締めていきたい。新番組は総括すると、手応えのある良いスタートが切れたと思っている。
一、日本シリーズについては、当社の系列で第6戦と第7戦の全国ネット中継を予定している。雨で順延しても放送の予定。プロ野球の人気は根強く、ローカル地区での野球放送の人気は高い。視聴者ニーズの変化を鑑みて、工夫して取り組んでいきたい。地上波、BS、CSの3波を合わせれば、かなりの人が見ている。トータルで見れば、プロ野球人気は下がっていない。そういった中で地上波放送のあり方というのを考えていきたい。
(全文は2010/11/03発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)