東京放送ホールディングスの財津敬三社長、TBSテレビの石原俊爾社長、TBSラジオ&コミュニケーションズの加藤嘉一社長は27日の一般紙会見で現況などにつき要旨次のように語った。
▽財津敬三社長=住生活グループから提案をいただいた、横浜ベイスターズ球団の株式の取得について、両社間で話し合いを続けてきたが、これまでに合意に至らず、時間的な問題など総合的な見地から、今回の協議自体を打ち切ることとした。この問題については、様々な報道により、プロ野球、そして横浜ベイスターズファンや選手の皆さんをはじめ、多くの方々に心配をかけたことは、本当に申し訳なく、お詫び申し上げる。我々としては、引き続きオーナー企業としての責任をもって、横浜ベイスターズ球団の発展とプロ野球の新興に向けて力を尽くしていく。
▽石原俊爾社長=いよいよ10月29日から11月14日にかけて、4年に1度のバレーボール世界選手権女子大会が、東京と全国5つの都市で開催される。夏以降、調子を上げてきている日本代表の活躍によって、大会が大いに盛り上がることを期待している。地上波ゴールデン11枠で日本戦を中心に熱戦を中継していく他、夜のハイライト番組やニュース・情報番組でも連日、世界のスーパープレーや熱戦の結果を伝えていく。「TBSチャンネル」などのCS放送では、海外の強豪チームの試合中継を、BSでは速報ハイライトを予定しており、いろいろなメディアで多角的な展開を行っていく。
(全文は2010/10/29発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)