TBSラジオの加藤嘉一社長はじめ幹部は20日の記者会見で、現況と今後の対応について要旨次のように語った。
▽加藤嘉一社長=9月も順調に利益を確保、今年度上半期も予想を上回る結果で着地できる見通しである。下期もこの勢いを大切にしていきたいが、こういう時こそ足元を見つめ直し、緊張感を持って仕事に取り組まなくてはならない。社員・スタッフにも高い意識を求めていく。
10月編成はスタートしたばかりで、新番組は企画内容の安定に努め、リスナーからのご支持をいただける番組に育ってもらいたい。「Dig」も、まだ内容的にふぞろいな面がある。しっかり検証し、下期はよりグレードアップしてくれることを期待。この番組の今後の推移は、TBSラジオの将来にとって非常に重要なことと考えている。
営業面はいまだ景況感が不透明であり、予断を許さない状況が続くものと思っている。「目先のこと」と「少し先のこと」の両方に目を配りながら、営業は粘り強いセールスを展開してもらいたい。
(全文は2010/10/22発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)