電通は15日、電通テック、デザイン百貨店及びコンセプトと共同で国内3キャリアの携帯電話でCG映像によるAR(拡張現実=AugmentedReality)が体験できる日本初の新聞広告を掲出することを発表した。
携帯電話によるAR広告は、新聞紙面等に印刷された特定のマーカーを専用のアプリケーションをダウンロードしたカメラ付き携帯電話で撮影することにより、映像を楽しむことができる広告で、これまでのAR広告はカメラ付きのパソコンやスマートフォンでしか楽しむことができなかったが、今回はスマートフォンだけではなく携帯電話でも同じマーカーから楽しむことができるとしている。
実施時期は18日(コンテンツが楽しめる期間は1か月)で、読売新聞朝刊COP10開催記念「生物多様性特集」に掲出。
内容はCG映像によって、紙面上に様々な動物たちが動き回り、そして思わぬ展開が待ち受け、生物多様性の重要性についてのキャッチフレーズが現れるとしている。
対応機種は、docomo、auは2008年3月以降に発売された国内端末、Softbank iPhoneのみ3GS以降、iOS4・0以降で、今後各キャリアの対応機種を拡大し、様々な紙面で展開していく予定。
(全文は2010/10/18発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)