サンテレビの横山修二社長ら幹部は24日の記者会見で経営の現況などについて次のように語った。
▽横山社長=神戸新聞社から転じて2年目となる。初年度は売上高の減収をいかに食い止めるか、最大の課題だったが、下期がかなり回復し、売上げは59億5千万円。何とか黒字を確保できた。
今年3月、3カ年経営計画を立てた。今期も黒字基調だ。2011年度は60億円台に乗せ、目標の2012年度までに安定した経営基盤を築いていきたい。
経営の柱は、阪神タイガースの野球中継。もう1つは地域独立放送局として地元に密着した地域情報番組だ。コスト、マンパワーの面で制約はあるが、独立U局間での協力や神戸新聞社との提携で質の高い番組を制作したい。
▽中野景介常務=10月改編で新しい地域情報番組「週末ココいこう!」(土後0・00〜55)が加わる。すぐに役立つ地域の情報満載、斬新なアプローチで生放送で届ける。意欲的な実験番組として大きく育てていきたい。
(全文は2010/9/29発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)