電通と博報堂は24日、九州大学大学院芸術工学研究院の協力の下、全国の大学生・大学院生と共に未来の社会を構想し、コミュニケーションアイデアを発信するための「MIRAI DESIGN LAB・」を産学連携で発足、24日から活動を開始した。
両社は、コミュニケーション・カンパニーの責務として、「そのアイデアが、未来を創る。日本を変える」をフィロソフィーとする「MIRAI DESIGN LAB・」の設立に至ったとしており、このラボは、産学連携の領域で両社がタッグを組む初の試み。
ラボが担う役割は、
1.未来の社会課題を解決するためのアイデアを具現化し、発信すること
2.学生の教育・研究をサポートすることで、未来を主体的にリードしていく構想力を持った人材の育成と輩出を目指すこと
3.生活者、有識者、企業、教育機関など、あらゆるステークホルダー間のハブとなり触発を促すことで、従来個別に行われていた研究やアイデア開発を有機的に繋ぎ、コーディネートしていくことも視野に入れているーとしている。
ラボ活動の第1弾として、全国の大学生・大学院生を対象とした「MIRAI DESIGN AWARD2030」の募集を10月1日から開始する。
(全文は2010/9/27発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)