読売テレビの斎藤敬編成局長と谷和男編成部長は15日、10月改編について次のように語った。
一、改編のテーマは「収益力の高いタイムテーブルの構築」と「コンテンツ競争力の拡大」だ。これらの編成方針を推進し、「持続性のあるタイムテーブル」の完成を目指す。
一、自社制作の平日3つの帯番組は、着実に力をつけている。最大の課題であった朝帯の強化は、4月スタートした「朝生ワイド す・またん」(5時20分)がトップ争いに加わるほどの大健闘で「ズームイン!!SUPER」につないでいる。午後帯の「情報ライブ ミヤネ屋」は東西とも大看板番組として定着。夕方帯の「かんさい情報ネット ten!」も首位争いをしている。
一、1週間で約32時間もの3番組でさらにコアターゲット(男女13〜49歳)を中心に世帯視聴率を獲得していくことが、「収益力の高いタイムテーブルの構築」につながると考える。
一、ゴールデン・プライム帯の強化では、日本テレビ発の新番組に期待している。自社制作ではネオプライム帯に今年3年目を迎える木曜ナイトドラマ「FACE MAKER」。ミッドナイトゾーンには第4木曜(1時)から「AKBと××!」を編成する。改編率はゴールデン14・3%、プライム13・9%、全日7・3%。改編期にころころと変えることから脱することができた。
(全文は2010/9/22発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)