日本テレビは8月31日に開局57年記念式典を開催したが、席上、細川知正社長は要旨次のように挨拶した。
一、1953年に当社はスタートした。それ以来57年の足跡を刻んできた。開局当初はわずか3000台の受像機からスタートしたと伺っているが、それ以来様々な時期を経て、この会社は順調に成長し拡大し充実し、そして本日を迎えている。
一、ここまでには多くの方たちのご協力があり、ご支援があった。多くの視聴者の方が私たちの創り出すコンテンツを支持して下さり、多くのスポンサーのご支援をいただいた。広告代理店の各社、系列の放送局、グループ企業、言葉に尽くせぬほど苦労された創業のころの社員、そして現在の新入社員に至るまで1人ひとりが努力し工夫し、本日を迎えることができた。心からお互いに感謝し喜びたいと思う。
一、先週末の24時間テレビは多くの方にご覧いただいた。放送内容も多くの人たちの協力関係も素晴らしく、その結果もとても良かったと思う。この24時間テレビに象徴されるように、今私たちの会社は元気に活動している。少なくとも同業他社の中で極めて好調だと言って良いと思う。それは多くの方のご尽力を基盤として、今ここに集まっている多くの社員やスタッフを含め、私たちが創り上げたもので、誇るべきものだと思う。
(全文は2010/9/3発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)