博報堂は23日、8月の「消費意欲指数」の結果を発表した。
これは、7月末時点で、博報堂生活総合研究所の調査パネルである一般生活者415名に対し「消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの8月の消費意欲は何点ぐらいでしょうか?」と質問した結果の指数。
それによると、8月の消費意欲指数は54・9点で先月に比べ1・1ポイント増加、前年同月比0・3ポイント増加した。今年の最高値となるとともに、8月としては2000年以降での最高値となった。また、7ヶ月連続で前年超えとなり、消費意欲の回復傾向は続いているとしている。
男女別の消費意欲指数をみると、男性は先月比1・6ポイント増加、前年同月比0・3ポイント増加の49・3点で、7月に続き前年超えとなったが、まだ回復の勢いは弱い状況。女性は先月比0・5ポイント増加、前年同月比0・2ポイント増加の60・5点で、7月に続き2ヶ月連続の60点超え。また、8月の指数としては1994年の60・6点に次ぐ過去2番目の高さとなった。前年超えも2月以降7ヶ月連続となり順調なペースで回復している。
(全文は2010/8/25発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)