博報堂生活総合研究所はこのほど、生活定点データトピックス〔Vol・1〕をまとめた。
研究所は、生活者の意識や行動の変化から将来の価値観や欲求の行方を予測するため、同じ条件の調査地域・調査対象者に対し、同じ質問を繰り返し投げかける定点観測型のアンケート調査「生活定点」を2年に1度実施しているが、「生活定点」調査の時系列分析から、生活者の意識・価値観の大きな変化を発見したとしている。
調査は、今年5月11日〜31日、首都40km圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県)、阪神30km圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県)に在住する男女20〜69歳の男女3389名を対象に実施したもの。
それによると、「今の税金は高すぎると思う」は、消費税が3%から5%に増税された翌年、1998年の74・3%をピークに続落。2008年(54・4%)から15・7ポイント激減して、今年は最低値(38・7%)を記録した。
(全文は2010/8/23発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)