NHKは20日、緊急地震速報の地上デジタル放送での迅速化について対応を発表した。
NHKは、平成19年10月からテレビ放送やラジオ放送のすべての放送メディアを利用して、緊急地震速報を実施しており、テレビ放送では画面上に地図付きでスーパーするサービスを行っている。
地上デジタル放送はアナログ放送に比べて若干遅れがあり、今回、この遅れを改善するため、従来の地図付きスーパーに先立って、「緊急地震速報」という文字スーパーをチャイム音とともに送出するサービスを追加する。これにより、地域によって異なるが、アナログ放送で地図スーパーが表示される時間とほぼ同じタイミングになるとしている。運用開始は23日からで、文字スーパーの時間は7秒、チャイム音の時間は4秒。
(全文は2010/8/23発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)